【日記】大学院の修了式が終わりました

おはようさんでございます。ふれいぶです。


先日、大学院の修了式がありましたので

そのような話を。

長文です。


卒業じゃなくて修了?


大学院では、すべての課程を終えて学校から出て行くことを

何故か卒業ではなくて修了と呼びます。

理由は未だに知りませんが。


修了式も、大学の4回生達の卒業式と一緒に行われるものなので、

感覚としては今までの卒業と何ら変わりはありません。


しかし個人的には、

学生として迎える最後の卒業(である可能性が高い)ので、

非常に感慨深い日となりました。


修了式の後。


修了式本番の話は

これといってここで書くことはありません。


腰痛に苛まれているせいで

会場間の移動が大変だったことぐらいでしょうか。


腰痛のお話はまた別の機会にすることとして、

修了式の後のお話を。



今回の修了式には両親にも来てもらい(というか、勝手に来た)

修了式後には指導教授に両親を紹介することが出来ました。


そこで教授が

「本当に優秀な学生さんで……もっと残って欲しかったし、

出て行ってしまうのが惜しいですね。

だいぶ引き止めてるんですけど」

と両親に言ってくださったものだから、

その後の両親との食事会では

「博士に進め!」との、両親の猛烈な押しに対応するのが大変でした。


修士課程は大満足のうちに


私がこの度修了したのは前期博士課程、いわゆる「修士」といわれる課程で、

大学卒業後に2年間、大学院生として研究に励む課程でした。


前期、というからには後期博士課程も存在し、

これがいわゆる「博士」あるいは「ドクター」といわれる課程で、

カリキュラム的には3年、

実際に修了するまでには多くの場合4年以上かかってきます。


私の修了した修士課程までは、

「大学で研究に興味を持ったからもう少しやってみたい」とか、

「良い就職決まらなかったから大学院に行きながら」といった理由で進学する学生も多いです。


また理系学部の場合は単純に修士まで進んだ方が就職が有利、といった側面もあるらしく、進学する学生は文系学部よりも比較的多くなります。



一方で博士課程ともなると、

本当に研究者として働くことを目指して進む学生がほぼ100%を占め((ふれいぶ調べ

論文をいくつも研究誌等に投稿してから博士論文を書き上げます。

どんなにスムーズに行っても、博士課程修了時には30歳手前です。


ここまでくると、

もう民間への就職とか、公務員といった進路は断たれ気味になるため、

本当に研究者としてやっていくんだ!という覚悟がない限り、

迂闊に足を踏み込んではいけない領域になってきます。



さて、ここで私のお話に戻りましょう。

先ほど教授が両親に対して私を褒め、出来れば博士として残ってほしいというようなことをおっしゃったと書きましたが、

これはおそらくリップサービスの類ではないのですよね、嬉しいことに。


2年間の修士課程で私が書き上げた論文は、

幸いにも指導教授ならびに副査(指導教授とは別に、論文の査読・指導をしてくれる方)の教授方にも高評価をいただくことができました。


副査の先生に至っては、

今後、大学の講義で生活経済学の教材として私の論文を使っていただけるとのことで、

お会いする度に「あの論文使わせてもらってもよろしいですか」と私に確認をお取りになります。


自分の書いた論文が、後輩たちの受ける講義で使われる(それも私の名前入りで)なんて

本当に光栄なことで、頑張って書いた甲斐があったな、と満足しているところです。


今ではたくさんの評価をいただいたことで胸を張れるようになっていますが、

私にとっては途中で「あれができない、これもできない」と様々な要素を泣く泣く削ったものであり、

ある時期までは自信を喪失していたものでした。


その自信の無さから、

論文の結論部分は非常に弱々しく、

文章量も少ないものでしたが、


「どうしてこんなに凄いことやってるのに、結論がこんなに大人しいの?

もっと大胆にいかなきゃ!!」

と副査の先生に励まされ、

その後の修正や加筆、そして論文発表会を乗り越えて、

やっと「良い研究が出来た」と自信を持って言えるようになったのは、

ほんの1ヶ月ほど前のことです。


博士、行かないの??


さて、そこまでの評価をいただくような研究をやったなら

博士にも進めばいいのに、と思うのが当然であり、

指導教授をはじめ副査の先生や同期の子たちからも

博士に残るよう、薦められていました。


今回の修了式で指導教授と話した両親には

「あそこまで言ってくれてるんだから、博士に行くべき」と言われました。


それでも、

私は博士には進みません。


良い評価をいただいたことは本当に嬉しいし、

自らの研究をさらに発展させ、

社会に貢献できるものにするために何をすればいいかもわかっています。

大学院の生活は人生でも最も充実していた時間でした。

出来ることなら、博士に進んでもっと突き詰めて、研究者としてやっていきたい、という気持ちもゼロではありません。


ここまで条件が揃っているにもかかわらず私が博士に進まないのは、

もう研究に注ぐエネルギーが私の中に残っていないからです。

厳密には燃え尽き症候群とは異なる状態のようですが、

「燃え尽きた」という言葉がしっくりくるのは確かです。


ここに文章として書けるほど理屈として固まったものではありませんが、

いろんな要素や感情から、

私は「この修士論文で、研究は最後にしよう」と早い時期から決めていました。

そうでも思わなければ、そう思いながら色んなものを犠牲にしなければ、

良い論文を書き上げることは出来ないと思ったし、

実際終わった今もそう思います。


「これで最後」と思って悔いの無いように全力を注いだからこそ、

ここまでの評価をいただけるものを書き上げることが出来たのだと思っています。


そして同時に、これ以上大学院生として研究を続けるエネルギーもなくなってしまった。

博士課程に進み、

学生として年齢を重ね続け、

研究職の世界に足を踏み入れる覚悟やそのための情熱が、

もう自分の中に残っていないのです。


貧弱なメンタルを持ち合わせているな、とは思いますが、

そういう精神状態になってしまった以上、

もうまったく別の方向に進むことでしか、

歩を進めることが出来ないと感じています。


今後の展開について


そんなわけで今年の3月から、

民間企業への就職活動を始めています。


昨年は大学院に行きながら公務員試験を受けていましたが、

エネルギーも時間も研究の方に重点を置いて使っていたため

残念な結果に終わりました。


公務員に対するこだわりはありませんので、

今年は民間企業の就活に挑戦している、という状況です。


4月からは既卒になってしまう私が

新卒の子たちと同じ土俵で戦うのは勝ち目が薄いですし、

転勤だらけの大手企業に興味もありませんので、

中小企業を中心に既卒可の求人に応募し始めている状況です。



そうはいっても3月はアルバイトのシフトを入れすぎてしまい

自由に動けなかった部分があったので

4月からは平日は基本的に空けるようにしています。


何気に自動車教習所にも通っている最中なので

ええ感じに忙しい日々を送っています。


フリーターになるつもりはないので、

どれだけ落とされようとしぶとく頑張っていこうと思っています。



就職してから「やっぱり博士行きたい」となる可能性も無いではないですが

その時は自分でちゃんとお金を貯めて、

親に負担をかけずに自分の責任で行きたいですね。


とにかく今は、

外の世界で揉まれてみたい。

そうすることでしか前に進めない。

そのような気持ちです。


以上、近況報告を長々とさせていただきました。

いつもならニコ動にてらじお動画の中でお話をするような内容ですが、

当分らじお収録をする予定はありませんので、

当ブログにてご報告を致しました。


正直、今まで学生としては順調に人生を歩んできているので、

ここへ来て若干ドロップアウト気味な状況になっているのを、

ちょっと楽しんでいる面もあったりします。


また別の記事で詳しくお話をさせていただくアルバイトにおいても

今までにはない貴重な経験をさせていただいていますし、

とにかく立ち止まらないで前へ前へと、

ゆっくりでも進んでいけたら、と思います。


熱く応援し、暖かく見守ってくれている周囲の人々のことを思うと

夜中にホロっと涙することもあり、

感謝、感謝です。



このブログもニコ動のゲーム実況も、

息抜きがてら続けて参りますので、

お時間の許します限り、お付き合いいただければ幸いです。


ではそろそろ失礼します。

ここまで読んでいただき、ありがとうございました。


ほな、また。

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